ビッチが田舎にやってきた

 

都会暮らしの上原奈緒が親の都合でド田舎に転校になってしまうこの漫画、都会と田舎のギャップがかなりやばいです。
奈緒が引っ越すことになった田舎はとにかく何もない!
物質的に何もないのはともかく情報がとにかく遅れているのです。
一応ネットは通じているようなのですが、住人たちの都会に対する知識が半端なく偏っています。
彼らの常識では都会の女の子はみんなビッチ。
なので、都会からやってきた奈緒もビッチ扱いされてしまいます。

ここまで強烈に勘違いされるともはや乾いた笑いしか出てきません。
幸い、奈緒が田舎にいるのは1年だけの約束だったので、最悪の場合、島流しにされたと思って耐えるしかなさそうです。
しかし、そう思っていたのは奈緒だけでした。
ビッチだろうが何だろうが、住人にとっては都会からやってきた人間が珍しいらしく、色々と根掘り葉掘り聞いてくるのです。
しかも間違った知識で。
適当に受け流すつもりだった奈緒にとってこれはかなりウザかったでしょう。

現に奈緒は初日からブチ切れかけます。
そんなにビッチが田舎にやってきたのがうれしいのかよ!とばかりに挑発しまくる奈緒。
この後はまあお察しの通り。
田舎者のウザさをいやというほど思い知らされた奈緒はそれ以降、どうやって田舎で暮らしていくか思案することとなります。
奈緒にとって悪いことにビッチが田舎にやってきたという事実は既に動かせないものになっています。
情報量が極端に少ないので疑うことを知らないのでしょう。
恐らく、奈緒がこの評価を覆すことは不可能です。
ならば本当にビッチが田舎にやってきたことにすればいっそ楽かもと思ってしまうほどです。

ちなみに、田舎者たちは奈緒の都合なんて関係になしにちょっかいをかけてきます。
あまりにうっとおしいので、サッサということを聞いた方がいいんじゃないかと思うくらいです。
奈緒がちょっと可哀想な「ビッチが田舎にやってきた」はチンジャオ娘さんと煙ハクさんの合作です。
チンジャオ娘さんも煙ハクさんもストーリー構成や見せ方がものすごく上手いので、この漫画も楽しめると思います。

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