マフラー女子学生と雪蕩けの夜

 

主人公は廃線間近の駅舎に務める駅員です。
過疎化した田舎なので特に忙しいわけでもなく日々過ごしています。
冬になると雪の影響で人もほとんど来ません。

その日も仕事を終えて駅舎の中で暖を取っていると、屋根から雪が落ちる音が聞こえてきます。
それ自体は特に気にするほどのものではないのですが、雪の堕ちる音と一緒に悲鳴が聞こえたような気がしたのです。
まさかこんな時間に人が・・・とは思ったのですが、本当に人がいたら一大事です。

念のため外に見に行くと、そこには一人の女子校生が倒れていました。
どうやら屋根から落ちた雪の直撃を喰らったようです。
幸い、ケガはなかったのですが、既に終電は出てしまった後です。

彼女は塾で友達と話し込んでいたら遅くなってしまったというのです。
かと言って、他に行くところもないとの事なので、仕方なく駅舎に入れてあげます。
濡れた服を乾かしている彼女はぽつぽつと自分の話をしてくれます。

(そういえば女の子と話すのなんて何年振りだろう)
田舎過ぎるので人てゃなす機械すらも多くない駅員にとって久しぶりの会話だったのです。
話しているうちに彼女に恋心を抱いてしまった駅員は・・・!?

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